キッチンのシンク下から水が漏れている！原因や自分でできる対処法を紹介します。
水漏れの主な原因と対処法
接続部分のナットが緩んでいる
配管の接続部分のナットは年数が経つと、配管の振動によって徐々に緩んでしまい、緩んでしまったところから水漏れを起こしてしまいます。
この場合はレンチなどを使って、緩んだナットを締めなおすことで、簡単に解決できます。
接続部分のパッキン・シールテープが劣化している
配管の接続部分の止水を行っているパッキン・シールテープですが、経年劣化によって効果が下がってしまい、水漏れの原因になってしまいます。
この場合、パッキン・シールテープはホームセンターなどでも売っているので、新しい物に取り替えることで解決できます。
ホースが抜けている
排水ホースは床下排水管に差し込まれており、簡単に抜ける構造になっていることが多いです。そのためシンク下に物を詰め込み過ぎると、排水ホースが抜けてしまうことがあります。
この場合はシンク下の物を片付けて、排水ホースを元の場所に差しなおすことで解決できます。
排水ホースが損傷している
排水ホースは経年劣化により、ヒビが入ったり穴が開いたりすることがあります。
この場合はまず、防水テープなどで損傷個所を塞いで応急処置を行い、排水ホースを新しい物に取り替える必要があります。
排水ホースの取り換えは大掛かりな作業になるので、無理せず修理業者に依頼することをお勧めいたします。
排水管が詰まっている
上記までの劣化や損傷のような外的要因が見当たらない場合、排水管の中が詰まっている可能性があります。
排水管のつまりは、油汚れによるものが多いので、「パイプユニッシュ」などの薬剤を使用することで解決できることが多いです。
キッチンの水漏れは放置してはいけない
水漏れを放置しておくとシンク下の湿度が高くなり、カビを発生させる原因になってしまいます。
また、マンションやアパートの2階以上に住んでいる場合は、下の階の部屋まで浸水させてしまう可能性もあります。その場合は損害賠償責任を負うことになってしまいます。
そうならないためにも、水漏れは放置せずに速やかに対処するようにしましょう。
キッチンの水漏れの予防策
定期的にナットの増し締めを行う
先述の通りナットは徐々に緩んでしまうので、年に1回程度ナットの増し締めを行うことで、ナットからの水漏れを防ぐことができます。
なるべく油を流さない
配管が詰まる一番の原因は油です。ですので、料理に使用した油はキッチンペーパーで拭き取ることや、「油処理剤」を使って固めて捨てるなどして、なるべく排水管に流さないようにしましょう。
こまめに掃除をする
油を流さないように気を使っていても、少量の油は流れてしまいます。ですので「パイプユニッシュ」などを使って日ごろからこまめに掃除するようにしましょう
熱湯を流さない
排水ホースが耐えられる温度は90度と言われています。90度を超える熱湯を流すと損傷の恐れがあるので、熱湯を流す際は常温の水を混ぜるなどして、冷ましてから流すようにしましょう。
解決できない場合は業者に依頼しましょう
これまで紹介した方法を試しても解決できない場合や、作業に自信がない場合は修理業者に依頼するようにしましょう。
お金はかかりますが、作業には失敗するリスクや怪我をするリスクがありますので、無理をせずプロに任せることをお勧めいたします。
神奈川県にお住まいの方は神奈川水道へ
神奈川県にお住まいの方は水道会社の「神奈川水道」へ依頼されてはいかがでしょう？
実績のある会社なので安心して依頼することができます。